1.空室リスクがある

「この物件の利回りは〇%です」といった説明を受けると思います。しかし、その利回りはあくまでその投資用不動産が満室の場合の数字であることを覚えておきましょう。どんなに人気な物件でも、一回でも退去があると少なくとも1か月以上の空きが出ます。空室の間は、当然家賃収入も減少するため利回りも下がります。

空室リスクは必ずありますが、まずは、立地や間取り、設備などが魅力的な物件を購入するようにしましょう。また、その物件に長く住んでもらう工夫や、空室が出てもすぐに次の入居者が見つかるように手配することでリスクは軽減されます。

2.売買時の手続きなどに手間がかかる

不動産投資では、不動産売買の契約を結び、不動産投資の融資審査と融資契約締結を行い、購入後は抵当権設定や移転登記、毎年の確定申告などを行う必要があります。そのように、数多くの契約事務や行政手続きなどが発生してしまいます。

弊社では、その手間がかかる部分の大抵の手続きは司法書士・税理士の方とチーム体制でお手伝いさせて頂きます。

3.天災・事故などのリスクがある

地震や台風などの天災で物件に被害が出るということも考えられます。この回避策としては、火災保険や地震保険などに加入をしておくことです。物件があるエリアの過去の災害状況なども加味して購入しましょう。

4.金利上昇のリスクがある

現在は歴史的な低金利が続いていますので、今後はどこかのタイミングで金利が上昇するという局面も考えられます。ローンを検討している方や組んでいる方の多くが変動金利を適用していると思いますので、金利上昇により返済金額が大きくなってしまうことが考えられます。そのリスクに備えて、どんな局面でも必ず返済できるように現金の余裕を持っておくことが大切です。